Background & Outline 設立背景 近年、貿易の自由化に対する障害を除去するために、トレーサビリティシステムの同等性の維持が話題となっており、相互承認協定が国際的に進められています。まさにこれらを官民一体となって進めることが重要となっています。 日本NCSLIは、1992年に国内のNCSLI会員(NCSL:米国を中心とした標準・校正ラボの会議体で世界の多くのラボが会員)12名が集まり、NCSLIの日本支部(International Region: Japan Area)を設立。横河・ヒューレット・パッカード株式会社(現 キーサイト・テクノロジー・インターナショナル合同会社)の横井克己氏を「Area Coordinator」として、ボランティアの精神で会を発足し、今日に至ります。 当初は、電気、温度、圧力、関連規格及び計測管理分野を中心に技術発表と交流を行っていましたが、活動を重ねるに連れて、Area Coordinator、事務局を中心とした少人数体制では、運営が難しくなったことから、1998年の会合で幹事9名を選任し、集団運営体制をスタートいたしました。 その後1999年10月、米国NCSLIに匹敵する規模の活動に発展できるよう日本独自の団体として日本NCSL(現在の日本NCSLI)を設立いたしました。規模の大きな団体ではありませんが、技術立国日本の産業の基盤を支える団体を目指しております。 沿革 1992年12月NCSLI 日本支部(International Region: Japan Area)設立 1999年10月日本NCSL 設立 2001年10月第10回 日本NCSLI 技術フォーラムを開催、設立10周年を迎える 2002年12月日本NCSLIへ改名 2003年11月独立行政法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ)と日本NCSLIの第1回合同講演会を開催 2006年 8月米国テネシー州開催のNCSLIシンポジウムにて日本NCSLIが「Award of Recognition」を受賞 2011年11月第20回 日本NCSLI 技術フォーラムを開催、設立20周年を迎える 2016年11月第25回 日本NCSLI 技術フォーラムを開催 2021年12月設立30周年を迎える 2022年11月第30回 日本NCSLI 技術フォーラムを開催 関連